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【心臓の居場所TOUR】7/9(日)岡山IMAGE−LBA LIVE PRESS−
  • 7/9(日)岡山IMAGE
  • ライブレポーター:ソゴウ さん
たくさんの思いを詰め込んだライブ。心臓の居場所ツアー岡山編。2017.07.09たった一度きりの大切な時間。大切な人と大切なバンドのライブを見に行く。何を書こうか。文章を書くなんて得意じゃない。だけどここに、思いをひたすらに詰め込もう。10年以上全てを共に過ごしてきた人と大好きな4人を見れる幸せ。今はそれぞれ夢も環境も違って、でも、そんな中で必死でがむしゃらにもがいてきたこの3ヶ月。前に進みたくても進む道が見えない日、後ろを見てばかりの自分を情けないと思う日、自分が決めた道をなかなか認めてあげられない日、誰にも吐けない思いを押し殺した日、人を羨んだ日、泣いた日、笑った日、誰かのせいにしたくて誰かのせいにしても結局自分が苦しんで。そんな日が続いてもスケジュール帳の0709のピンクで囲まれた光だけが足元を照らしていた。だからこの日が終わることが怖くて。だけど、終わった時にはそんなことも忘れるくらい圧倒された自分がいた。綺麗だった。ステージに立っている4人の姿が最高にかっこよかった。カナタさんの美しく力強い歌声、ヒロキさんの生命を感じるギター、シンタロウさんの繊細で強いベース、大ちゃんの溢れ出すエネルギーを放つドラム。そして、ライブハウス内の熱気。揺れる。人生は成功が全てじゃない。失敗を繰り返してもがく人生でもいいんだ。あなたの涙を誰が笑えるだろうか。この曲がそう背中を押してくれる。その走り出した足が止まらないようにヒロキさんがかきならすギターの音で始まるWait?最高の一日にします。みんながそれに答えるように飛び出す。失敗と間違いを繰り返して出会い別れを繰り返す。そんな中でこのバンドに出会えたあの瞬間の選択は、決して失敗でも間違いでもなかった。そう再確認した。想像してた現在になんてなってない。1人でなんて生きれるようになってない。だけど、胸を張って信じれるものが一つでもあればいいと思う。RAINBOW。これは初めて聞いたレゴの歌。鼓動がよみがえる。辛いことばかりが続いていた時に上を見ることを教えてくれた歌。リズム隊がさらにライブハウスを盛り上げる。思うがままに飛び跳ねる。思うがままに手を挙げる。思うがままに体を動かす。確実にレゴの音が聞こえる。翻弄される。熱くなる。身体に刻みたい。無くなった生活には戻れなくて、今の生活に慣れるのも怖くてあなたがいればいいのにって何度も思った。その素直な気持ちをレゴは受け止めてくれた気がした。1人で生まれて1人で死んでいく中で、死がいつか分からない世界に生きている中で、後悔なんてなくなることは無いのだけれど、精一杯この瞬間を生きよう。ヒロキさんのMCはいつも自然と頷いてしまう。4人のMCはなんだかほっこり心があたたかくなって、自然と笑顔になる。居場所はこの人たちといるこの場所なんだ。レゴが希望も絶望も居場所も教えてくれる。レゴの歌で笑って泣いて強くなる。だから応援し続けるし追いかけ続けるし愛し続ける。私にとっては絶対に忘れられない日。大切な人たちに囲まれた幸せな時間。岡山IMAGEに思いを詰め込んで。ありがとう。最高でした。