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【心臓の居場所TOUR】7/16(日)新潟CLUB RIVERST−LBA LIVE PRESS−
  • 7/16(日)新潟CLUB RIVERST
  • ライブレポーター:サンペイ さん
7月16日。七色の日。SOLD OUT公演となった新潟CULB RIVERST。

「心臓の居場所」の曲たちがやっと生で聞けるのかと思うと緊張してしまい、鼓動は速くなり、緊張するとおなかが痛くなってしまう私は、案の定おなかに痛みを感じていました。数分後、照明が暗くなり、メンバーがステージに登場するとそんな痛みは何処かに行ってしまうわけですが。

メンバーが登場し、「未来」からライブはスタート。
1曲目から「君じゃないと意味がない」と歌う姿には胸が熱くなり、まだ始まったばかりなのに私の心臓は最後まで持ってくれるだろうかと心配になるほどでした。
中盤、リズム隊のセッションタイムが始まり、会場の熱気はさらに増していき、痺れるような2人のセッションにカナタさんとヒロキさんがドラムで加わるという流れに。
4人で楽しそうに鳴らす音には、自然と笑顔になっていました。
セッションタイムが終わり、シンタロウさんの煽りながらのベースで始まった「真実の泉」は初めて聞いた時から、ずっと生で聞くのを楽しみにしていたので密かにテンションが爆発していました。
そして、七色の日の「RAINBOW」。七色の日に聞けるなんて。みんなで歌えるなんて、最高すぎやしませんか。
あの日みんなで歌った「RAINBOW」は音も声もキラキラしていて幸せな時間でした。
ところが、後半戦も少し経った頃、ヒロキさんのギターの弦が切れてしまうというアクシデントが。
曲によってはチューニングを変えなくてはいけないということで、ヒロキさんの様子をうかがいながら演奏する3人や「space dive」の時にギリギリでチューニングが間に合い、セーフのポーズをするヒロキさん。
いつもはMCをするのにチューニングをしながらだと片手間みたいだし、明日死ぬかもしれないからとか話したくないということで、シンタロウさんが代わりにMCをするという貴重体験までしてしまいました。
本編最後の「あなたがいればいいのに」からの「美しい遺書」は美しくて、切なくて涙を堪えるのに必死でした。
「歌えよ 歌えよ」からの一体感は1人1人がこの時間を愛おしく思い、大事にしているんだと思っているのが声に乗っているようで、気持ちが高ぶりました。

アンコールのラストは「居場所」。
この曲は大好きな曲で「本当の感動に触れたとき 肌を突き破るほどの音」という歌詞はまさしく私が初めてLEGO BIG MORLを聞いたときの体験そのもので、異常なまでに感情が揺さぶられながら聞きました。

こんなに愛を感じて、笑ったり涙ぐんだり、感情がうまく処理できないほど忙しく揺さぶられたり、LEGOのみなさんやお客さんの優しさを実感する度、私はなんて幸せ者なんだろうと思いました。
いつもそっと背中を押してくれるLEGOを好きで良かった。

私にとって7月16日は特別な日だったのですが、そんな日にLEGOの音に触れ、さらに特別な日になりました。

蛇足になりますが、帰り道ふと気が付くと、「真実の泉」を口ずさんで歩いていました。自分自身に動揺しましたが、それぐらい心にくる素敵でいいライブを見てしまったんだということで、自分を落ち着かせて帰りました。幸せな時間をありがとうございました。